走り屋

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走りそのものの楽しさに目覚めるジャストSTDなスポーツツイン

改良の結果が目に見えて分かる満足の出来

極低速も元気良く、それでいて以前のような不意のストールに気を遣う必要もない。ハンドル切れ角も十分で、スムーズできめ濃やかなエンジン特性と合わせて、Uターンもツインとは思えないほど楽にこなせる。極低速でのこの軽さを知ってしまうと、改めて4発の重さについて考えてしまうほどだ。軽さもさることながらエンジンの分布荷重が絶妙で、TLに比べても重心がフロント寄りでしかもマスが集中しているため、バランスをとりやすい。

ニューエンジンでどこまでも速く

TLから300点ものパーツを改良したというエンジンはまさに別モノで、スロットルとの連動感が増し、以前のようにエンジンが先走ってしまう感覚がなくなった。特に電装系パーツが優秀で、4倍に高速化された蛇ビットCPU搭載のECMをはじめ、エンジンマネジメントシステムの進化には目を見張るものがある。また、吸気バルブの小径化やバルブスプリングのシングル化といった地道な改良も扱いやすさに貢献している。餌配のピークパワーは数値だけ見ると控え目だが、国内の交通環境では+分すぎるほど。全域きれいに使える実用的なパワーで、フルパワーモデルをディチューンしたような不自然さはどこにもない。